前回に引き続きセルロースファイバーの話です
良くある質問で
「セルロースファイバーは紙なので燃えるのではないですか?」
その答えがこれです
木造住宅の壁をモデル化したものです、右の穴の中にはグラスヲールが、左の穴の中にはセルロースファイバーが入っています
その壁にガスバーナーを約20~25秒づつ当てたところ
グラスファイバーの方は20秒で裏側の石膏ボードまで火が達し危ないのですぐ止めました、そしてこの写真はセルロースファイバーに火を25秒当てた状態(真っ赤にセルロースファイバーが燃えています)
表の石膏ボードを取るとこの様子、グラスウールは解けていますがセルロースファイバーは丸く焦げています
それを拡大するとこれ
さらにこの黒い部分を取ってみると
あら不思議!焦げは表面だけで内側は変化なし!!
セルロースファイバは表面が焦げることによって酸素の供給が止まり奥まで燃え進まない?ようです
《紙なのに燃えにくい》 これがセルロースファイバーなのです
☆☆☆☆☆ 次回の現場説明会スケジュール ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
〇11月 15日(日) 高棟建設現場見学会『木とシックイの家』4年前に完成した家の経年変化をこの目で確かめませんか?を横浜市戸塚区にて開催します
4年間生活をした『木と漆喰の家』で杉の床板がどうなっているか、漆喰の壁は傷んでいないか、ちょっと寒くなったこの時期の室内環境はどうなのか等、お客様ご自身で体験していただき今後の家づくりの参考になれば幸いと思った企画です
当日は予約制とさせていただいております
10:00 12:00 14:00 16:00 でご希望のお時間をTEL・メール等でご連絡下さい
みなさまのご参加をお待ち致しております
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